職場で消費生活アドバイザーの自主研結成について |
向 竜也

私は生協に勤めています。生協にはアドバイザーが多いと思われている方も多いと思いますが、私どもの生協にはアドバイザーは4人しかいません(職員数は約1200人)。
何とか職場にアドバイザーの仲間を増やしたいとの思いから、消費生活アドバイザーの自主研究会を立ち上げました。この自主研の目的は、アドバイザー資格を取得した人の継続的な学習とアドバイザーを目指す人への学習支援です。まもなく結成から1年になります。
現在登録メンバーは12名で、今年は4名が1次試験を受験しました。毎月1回会合を持ち、アドバイザー取得者からの試験に向けての情報提供や関連する時事問題について学習をしています。アドバイザー取得者がお互いに予想問題を作り、みんなで問題を解いたりもしています。問題を作るというのは、作る人にとっても勉強になります。また部署が違う人が集まっているので、業務に関するお互いの情報交換も行っています。次回は2次試験対策を行ないます。
ぜひ今年受験した人には合格してもらい、アドバイザーの仲間を増やし、職場内でのアドバイザーの認知度を高めていきたいです。来年は再度参加者の募集を行ない、メンバーを増やします。また他生協のアドバイザーの人達とも交流したいと考えています。
日本産業協会のホームページを見ると、今年の消費生活アドバイザー試験の受験者数は昨年より300人余り減ったようです。受験者数が減っているということは、消費生活アドバイザーの社会的認知度がまだまだ低いということの現れだと思います。 今後について大事なことは、自主研のメンバーを増やすこと(アドバイザーの合格者を増やす)とともに、資格取得だけで終わることなく、いかに消費生活アドバイザーとして活動していくかです。まず自分達の職場(生協内)への提案・提言を行ない、県内の組合員の皆様へも発信していくことを進めていかなければならないと考えています。
この職場での自主研活動を通じて、消費生活アドバイザーの認知度を高めることに貢献していきたいと思います。
ぜひCS研究会の皆様からも、ご指導いただきたいと思います。よろしくお願いします。
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