TOPICS4   もどり

タイトル「私の当面の関心事項3項目について」    石井 三郎

盛岡に来て、あっという間に一月半の時間が経ってしまいました。
11年ぶりにホテル業に携わってみて、今更ながら接客業の厳しさを痛感しています。昨日の朝も、ある宴会の出席者名簿に大事なお客様の名前が記載されていなかったというので、お詫びに出かけるということがありました。お客様からの出欠の葉書が当ホテルには届かなかったのですが、そうは言えません。当方の不手際を詫びて、ご了解を得ました。他にも仕事があったのですが、そちらのほうはキャンセルせざるを得ませんでした。しかし、自ら出かけてお詫びしたことで、却ってお客様との関係が深まるという結果を得、ホッとしているところです。
未だ挨拶回りやら会合の出席やらで、落ち着いて考える余裕も無い毎日ですが、現時点で関心のあることを3点ばかりご披露してみたいと思います。

1、 バリアフリーについて

当ホテルのA支配人は、身障者対策について十数年、地道な地域活動を行っており、彼の組織する私的団体は、市の経済界、行政の関係者等と身障者との交流から始まり、施策の企画、推進に至るまで大きな成果をあげています。先日も、ある全国団体から表彰を受けました。当ホテルも4年前、新館を建設したとき、彼の考えを取り入れて、必ずしも十分とは言えない迄も、昇降機や客室など設備面の配慮を行っております。
この団体に参加してみて、今考えるのは、設備の改良も大変重要なことですが、それ以上に大切なのは、身障者の方々との交流であり、ハードのバリアではなく、心のバリアを取り払うことだということです。地域への貢献を考える企業として、この点を避けて通ってはいけないと、今実感しております。

2、 環境対策について

当ホテルのことではありませんが、ここ岩手県は県知事が熱心なこともあって環境問
題については相当に力を入れているようです。最初は、東北は緑豊かな自然に恵まれ、環境問題など無いのではと思っていたのですが、関東の企業が出す産業廃棄物が岩手の山の中に不法に投棄され、その処分や取締りに奔走したり、昔の鉱山跡から今も流出する鉱毒の処理に大変な金額を半永久的に支出したりで、意外にも環境対策の先進地だということがわかってきました。
つまり、環境問題というのは、空間や、時間を超えて思わぬところに影響を及ぼしているのであり、根本から解決をしておかなければならないということです。リサイクルや再利用による循環型の社会にすることの必要性、問題の先送りをすることの危険性を実感するとともに、企業としての責任を、地方都市にあって改めて認識させられているところです。

3、 当面、勉強してみたいこと

こちらに来ていろんな人に出会う機会を得ておりますが、先日お会いしたBさんは、会社経営の傍ら、日本経営品質協議会に所属し、アセッサーとしても活躍中の熱心な人です。勉強家でもあり、リーダーシップもある行動家の彼の話を聴いていると、自分も何だかこの方面の勉強がしたくなりました。ISOやらCSやら、マーケティングやら、いろんなことを勉強しないといけないようです。
さっきMLを見ていましたら、偶然にもサンクスの岡部さんが品質協議会のアセッサーとしても活躍しておられる様子が載っておりました。難しいからとか、時間が無いからなどと言い訳はせず、少しでも、入り口だけでも勉強できればと思っているところです。

以上、現在考えていることの一部を雑文にしてみました。リレーの内容としてふさわしいかどうかわかりませんが、どうか宜しくお願いいたします。