TOPICS33 もどり
☆タイトル・「日本人メジャーリーガーの活躍に思う」
鳥居 順子 |
中でも,今期から参戦のイチロー選手と新庄選手の活躍は目覚しい。 プロスポーツ選手は,彼らの存在そのものやパフォーマンスで視聴者に満足を提供し ているという視点から,私は彼らはCS活動の実践者であると考えている。 彼らがCS実践者としてすばらしいところは,試合の勝敗といった結果を見せるだけで はなく,一つ一つのプレイを魅せるという姿勢であると私は考えている。また野球が 本当に好きで,その野球を最高の舞台でできる幸せが彼らの表情から伝わってくる。 それこそがプロではないだろうか。 私の印象ではどうも日本人選手は結果ばかりを気にしていてそのプロセスを見せると いう姿勢に欠けているような気がする。また悲壮感ばかりが漂い,口では「楽しむ」と いっていてもどうもその楽しさが伝わってこない選手が多い。 これはメディアの問題でもあるとも思われるが,プレイを見せることによってお客様 に楽しんでもらうという意識の低さが問題だろう。 アマチュア選手はそれでもよいもかもしれないが、プロ選手はお金をとって見せてい る以上,これから意識の向上を期待したいところだ。 そして一人でも多くの「記録より記憶に残る選手」がでてきてくれることを望んでい る。 |