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色の名前とは

森 秀男

 

色は、赤とか青といった名称のみではありません。例えば、さくら色とかミルク色などさまざまな呼び方があります。

あらためて考えてみますと、私たちに必要なモノはすべて色が付いています。私たちの生活は色に包まれている、と言うこともできるくらいです。

たとえば、野菜や果物などの食べ物、カップやお皿などの食器類、空や海の色など、思いつくままに挙げてみましても、色が生活に密接に関わっていることが理解できます。

このような背景から、多くの色の名前が毎日の暮らしの中から生まれて来ました。
それでは、色にはどのような名前の種類があるのでしょうか?

●基本色名
 ・世界共通に使われる名称で、最も基本的で普遍的な色の名前です。
 ・あか、あお、グリーン、イエローなどです。

●一般色名
 ・基本色名から少し変化した色で、日常的に使用される色の名前です。
 ・ブラウン、ピンク色などです。

●固有色名
 ・慣用色名とも呼ばれ、さまざまな領域の事物から名前をつけて現在に至った色で、多くの種類があります。

1.動物から
 ・ねずみ色、らくだ色(キャメル)、サーモン・カラー(鮭の色)など。

2.植物
 ・オリーブカラー、インディゴ・ブルー、ローズピンクなど。

3.鉱物
 ・エメラルド・グリーン、シルバー、コバルト・ブルーなど。

4.フルーツ
 ・レモン・イエロー、オレンジ、メロン色、いちご色など。

5.飲み物
 ・ワイン・レッド、コーヒーブラウンなど。

皆様、いかがですか。この様に多くの色が暮らしの中から名前をもらっています。
なにかの参考にしていただければ幸いです。