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多摩川46kmウォーキングの記
柄澤 明久



前回、ウォーキングが趣味であると申しました。この度、 多摩川上流の羽村から大田区の自宅まで46qをウォーキングしましたので、そのことを書いてみます。

大田区に引っ越した理由のひとつとして、多摩川の土手を散歩したいというのがありました。 始めのころは上流、下流とも1時間程度の距離を散歩などしていましたが、 平成23年のゴールデンウィークに思い立って上流へのウォーキングを開始しました。 そして合計5日かけて歩き継いで6月上旬に羽村まで到着しました。
羽村は青梅線沿線で、大きな堰がありそこから玉川上水を取水しています。 この羽村から最下流の大師橋まで、55kmにわたってサイクリングロードが整備されています。

このときサイクリングロードを使い、 羽村から大田区矢口の自宅まで46kmを1日で歩いて帰れないかと思ったのでした。
身の回りには同年代でフルマラソンを走る人が何人もいるし、 46kmのウォーキングも不可能ではないと思いました。しかし全く自信がありません。 そこで時間をかけて準備をしてみようと思いました。
多摩川の土手を歩いていて、多くの桜並木があることに気がついていたので、 46キロ踏破は4月の上旬と決めました。準備の時間は十分にあります。

8月に、距離へのチャレンジの第一歩として自宅から是政橋まで23kmを歩きました。
駅でスイカが使用不能になったのはこの時です。
その後は無理をせず1ヶ月に1回のペースで、少しずつ距離を伸ばしながらウォーキングを行い、 距離へのストレステストを行いました。年を越して2月には自宅から稲城大橋まで往復して42kmを歩き、 46kmは何とか歩けそうだという感触を得ました。

3月は体調をととのえ、平成24年4月8日の日曜日に46kmウォーキングを決行しました。
関東地方は桜が満開の時期です。朝早起きしてご飯を腹いっぱい食べ胃袋を満タンにして、 電車で羽村へ向かいます。
羽村の堰を歩き始めたのは7時半でした。まだこの辺の桜は五分咲きです。
下流になるにつれ桜の花の開き方が増し、立川あたりから満開です。
快晴の天気の下、延々と続く土手の桜並木を見物しての、気持ちのよいウォーキングになりました。

正午ころ京王線の鉄橋をくぐり、4時頃に二子玉川に到着しました。
このあたりから歩く速度が急激に落ちてきました。
何も考えないでひたすら足を前にだす運動の繰り返しになりました。
丸子橋を過ぎたころに日が沈み、よれよれの状態で自宅に着いたのはすっかり暗くなった7時でした。
11時間半の悪戦苦闘でしたが、歩ききったという満足感はなんともいえないものでした。
そのあとは近くの銭湯の黒湯につかり疲れをいやしました。

多摩川の河原は豊かな自然に恵まれています。水辺には多くの水鳥がいますし、 さまざまな草花も見られます。特に昭島市付近の河原は美しい自然林が続いています。
距離へのチャレンジを達成したので、今後はゆっくりと河原を歩き、 自然観察などを楽しみたいと思っています。