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子供の「なぜ?」「どうして?」に学ぶ
天川 奈緒美



たびたびこのコラムにも登場している我が娘達であるが、早いもので上は小学校に入学、 下も幼稚園に入園となりました。
いろいろな物事に興味がある年齢に達してきたので、とにかく毎日質問責めです。 ひとつの質問に答えて納得するわけでもなく、その答えに対して、また「それは何?」 と来るから大変ですが、親なら皆経験があることと思います。
いくつかへーと思ったことがあったのでコラムにまとめてみました。

@都会のカタツムリ
梅雨時期になると子供向けの絵本などによく描かれていますね。
でも、最近あまり見かけないと思いませんか?
子供が、ナメクジを見て、「かたつむりさん家がないよ。おいてきちゃったの?」というので 「これはナメクジさんといって種類が違うんだよ」と説明したら、「じゃあ本物が見たい」というので、 すぐ探せると思い近所の公園に出かけてみた。
しかし、なかなか見つからない。また今度ね・・と告げてその日は終わりにしたが、 次の日も次の日も催促される羽目に。「なんでカタツムリさんはいないの?」と。
ネットで調べてみると、どこでもカタツムリは減少傾向にあるらしいですね。
【身近な存在のカタツムリだが、 庭の減少や農薬使用といった環境変化で殻の直径が3センチを超える個体より、 小型や外来のカタツムリが増えるという「異変」が指摘されている】と記載されていました。

結局「カタツムリさんは、カブトムシさんやクワガタさんと同じで博物館にいるよ」 という苦し紛れな回答をして、世界のカタツムリ展をしていた博物館に見に行きました。

A警察はなぜ怖い
もちろんしてはいけないのですが、子供を後部座席に座らせる場合は、 チャイルドシートに固定してなかったり、シートベルトをしていなかったりということがあります。 もちろん家の近所を走る時だけなので、高速道路ではそんなことはしていません(当たり前ですね)

家の近所とはいえ、パトカーとすれ違うときは咄嗟に「警察だ、隠れろ〜」と子供に指示していました。 子供は何でだからわからないとは思うが指示通り頭を低くして隠れてました。
それ以来、警察=逃げろという図式になっているらしく、交番の前を通るときも「逃げろ」「隠れろ」 と言いはじめました。
「本当は警察はいい人達で隠れる必要はないんだよ」と説明しても 「じゃあ何で今まで隠れろって言ったの?」に答えにくく、なんともバツが悪い。
やっぱり、初めから交通ルールは守るべきと思いました。

上の娘は弁護士になりたいそうです。 それは昼のテレビで悪いヤミ金の取り立てにイケメン風な弁護士が言葉のみで 相手を打ち負かしているのを見て「あのお兄さんは警察?」と言うので 「弁護士だよ。弁護士さんは警察じゃなくても悪い人に立ち向かっていけるんだよ」と説明したところ、 悪い人には立ち向かいたいでも、警察は苦手の娘は弁護士になりたいと思ったようです。 とはいってもまだ小学校一年生。どうなるのかはわからないですね。

Bゴミの分別
私が仕事で家にいないことが多いので、親が子供の面倒を頻繁に見てくれます。
私が住んでいる市はゴミの焼却施設を市独自で持っていないので、 近隣の市で燃やしてもらう委託契約をしている関係だからか、ゴミの分別には結構うるさい。
でも、それは家庭ごみの話しなので、どこか旅行いった先とかは、 ビン、カンとそれ以外で問題ないところも多いのが実情ですよね?
旅行先で、ペットボトルをそのまま捨てようとしたら、 娘にラベルを剥がせとかキャップは別にしてと指摘されました。「ここの場所は別にいいんだよ」に 「何で?どーして?」
「だって、ばあちゃんが、こうやって分けることでゴミのおじさんが困らないんだよと教えてくれた」 とのこと。
娘の言うことの方が確かに環境保全にはよいことなので、ママは「そーだね。ママがいけなかった」 と反省。結果、ゴミ箱はもえるゴミひとつしかなくても、ラベルを剥がし、キャップも外し、 結果同じゴミ箱に捨てました。
確かに市区町村によってゴミの分別には差がありすぎるな。 国として統一した方が紛らわしくなくていいなぁと思いました。

子供とはいえ、あなどれない・・恐るべし子供の力・・を思い知る毎日です。