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「救急車」の利用、便利それとも・・・

天川 奈緒美



以前子供の病気の件で、自治体の救命救急センターの実状をコラムに記載しましたが、 今回は私が初めて救急車に乗った感想と救命救急センターで感じた事をコラムにしてみました。

数日前から、首が痛くて、バックで車を駐車する際、なんだか痛いな〜と感じてましたが、常に肩こりなので、 少し疲れただけなのかな?と思ってました。
その日はさすがに痛いので、近くの整骨医院で治療してもらい、家で昼寝をしていました。 なんだか熱っぽいので昼寝から起き上がろうとしたら、首がまったく横に動かず、前後にもピクリと動かない。 無理に動こうとすると背中あたりの筋も痛く、どうにもならない状態。ダンナに電話したが、会議中とのことで、 今すぐ帰れない状況とのこと。
30分かけて何とか起き上がったものの、熱もかなり高そうだし、車の運転もできないので、初めて救急車を呼んでみました。
すると、救急車はおどろくべき速さで到着しました。救急隊員に、症状を説明しましたが、 自分でも何が原因なのかわからないので、とりあえず、首が痛い・・痛すぎると訴えました。時間は19:00ぐらい。 それほど、遅くはないのですが、まぁ一般外来は終わっている時間帯でした。
その後、命に別状ないなと思ったのか、そのあとの対応はなんだかずいぶんゆっくり。

救急隊員が、患者に聞こえる声で

「どこに搬送する?整形外科?内科?」
「整形は、この時間はどこもないよね?」
「じゃあ熱もあるし、内科にしようか?」
「近場は北里だけど、重病じゃないから、無理だね」
「じゃあ遠いけど橋本にするか」

・・・みたいなやりとり

ちなみに、相模原市は広いので、座間市寄りの我が家から橋本まではどんなに急いでも車で30分はかかります。
橋本まで連れていかれては、帰りは自力で帰れないし、タクシーなんていくらかかるかわからないので
「すみません。座間市の救急センターとか、大和市の救急センターに搬送してもらえませんか?」と聞いたところ、 管轄外だから無理といわれてしまいました。
その事実を知っていたら、救急車じゃなくてタクシーで車5分の座間市の救急に行ったのに〜と思いましたが、 帰ってもらうわけにもいかず、結局橋本まで運ばれる事になしました。
結局受け入れ先を探すのに、20分ぐらいかかり、我が家の周りはヤジウマがたくさん。 痛いけど恥ずかしいという気持ちのほうが勝ってしまいました。

さらに救急車って揺れるし、足回りがゴツゴツしているし、乗り心地は最悪。
首が痛いので「痛い」「ひぃ〜」とか言いながら乗ってましたが、救急車のモットーは早く到着することなので、 あまり聞き入れてもらえず、救急車なのに30分近くかけて遠い病院に搬送されました。

病院につくとそこはTVで見た救命救急24時の様。
私は、まず命に別状がないと思われたらしく、医者がなかなか来ない。
カーテンで見えないところにいる患者はどうも意識、呼吸がないようで、人工呼吸している風。
「○○さん」「○○さん」と看護士に何度も呼ばれていました。
かたや私の横にいた人は常連さんのようで
「○○さん また来たの?今度は何?」
「いや〜朝から何も食べてないし、家に冷房がないから、めまいしたんだよ。でも救急車のクーラーが効いて良くなった」 とか言っており、看護士に「じゃあ点滴でも打っておく?」と何か栄養ドリンクのような感覚で言われてました。
結局自分のところに医者がきたのは2、30分後でした。
首の痛みはおそらく扁桃腺がはれていることによるものと診断され、抗生物質をもらって帰される事になりました。 でも、自力では帰れないので、会議終わりのダンナを1時間ぐらい待ち、帰宅し、隣の家に預けていた子供二人を引き取ったら、 もう23時過ぎでした。

結局救急車は搬送先を選べないし、市をまたがっての対応はしないということがわかったので、私の教訓としては、 命に別状がないから、タクシーを呼んでかかりつけ医か、近場の市の救急に行ったほうが懸命だなと悟りました。 座間市の救急は、本当は市外なので利用できないのですが、来てしまったら追い返すことはしないので、 診察と薬は処方してくれます。
一度ぐらいは乗ってみたかった救急車ですが、二度と乗りたくないなとつくづく思いました。

【後日談】
2週間後ぐらいにたまたま子供サークルのイベントで近場の消防署見学に行ったので、救急車の乗り心地について質問したら、 乗り心地最高の高級な救急車もあるらしいです。
ただ残念ながら、我が家の管轄の消防署の救急車は年数も経過している年代モノとの事でした。
きっと高級住宅街ならもっといい車なのかな??なんて思ってしまいました。