■ トラジャ通信■

トラジャ通信 TOP               CS研究会 TOP 

22 4月の総選挙



選挙キャンペーン

   
 
日本は大型連休も終わり、皆さん疲れ果てているか、お仕事に忙しいのでしょうね。ここトラジャはまだ雨季が明けず、毎日雨が降っていますが、農園のコーヒーは赤実が増え始め、本格的な収穫シーズンに入ろうとしています。
 
今年はアメリカ、ロシアなど世界各国選挙の年ですが、インドネシアでも4月5日に総選挙が行われ、7月5日に初めての直接大統領選挙が実施されます。
 4月5日に行われた総選挙は、国会議員、州議会議員、県議会議員などを選ぶもので、基本的に登録された24政党に投票する比例代表制なのですが、同時に候補者個人にも投票する不思議な方法です。田舎、離島にはまだ文盲の人々が多く居ますので、新聞紙のような大きな投票用紙に、政党マークと候補者の顔写真が印刷されており、釘で穴を開ける方式です。
 
全国約60万ヶ所の投票所で、約1億5千万人の有権者が投票するのですから、数々の問題が発生し、マルク州やイリアンジャヤ州など20以上の県では、有権者名簿に誤りがあったり、投票用紙が届かないなど4月5日に投票ができず、延期されました。投票結果は日本などからの選挙監視団の下、莫大な予算を使ってIT化を進め、速報集計を試みましたが、トラブルが相次ぎ、結局、公式には約1ヶ月掛かって集計されました。集計結果をめぐっての暴動のような混乱は発生していませんが、不正/違反に対する訴訟がたくさん起きています。
 
選挙結果は日本でも報道されていると思いますが、スハルト時代の政権党ゴルカル党が第一党になり、メガワティ大統領の闘7月の大統領選の結果如何では、政権交代、政治混乱、闘争民主党は第二党と敗れました。
この結果、現大統領は苦しい立場となり、場合によっては騒乱が発生する可能性も懸念されています。


                                                                                                                        
投票所
開票作業