■ トラジャ通信■

トラジャ通信 TOP               CS研究会 TOP 

19 鳥インフルエンザ

    日本は立春を迎え、梅の花も咲き始めたようですが、皆さん如何お過ごしですか暖かい日も増えてくるのでしょうが、風邪やインフルエンザなどお気をつけください
 
インフルエンザと言えば、アメリカのBSE問題で輸入牛肉が減り牛丼が姿を消す中、アジアの鳥インフルエンザ蔓延で鶏肉まで値上がりしているようですが、食材の輸入依存度があまりにも高い日本の食生活は今後どうなっていくのでしょうか。
 
鳥インフルエンザは、インドネシアでは昨年から発生していたものの、政府は1月下旬になってその発生をようやく公表し、既にジャワ島全域、バリ島、北スマトラなど広範囲に蔓延していることが明らかになり、被害は深刻化しています。
国民の90%がイスラム教徒で豚肉を食べないので、鶏肉、アヒル肉、卵は主要な動物性タンパク源であり、食生活にも影響が出てくるものと思われます。
 
幸いにも、ここスラウェシ島ではまだ発生が報告されていませんが、本当にまだ発生していないのかは疑問ですし(情報が怪しい)、他の島から移ってくるのも時間の問題のような気がします。
 
ところで先週、うちのメイドが犬に脚を噛まれました。事務所・宿舎の警備員の飼い犬で番犬なのですが、子供を産んだばかりで、気が立っていたようです。

トラジャでは犬が人に噛みつくと直ぐに殺して、その頭を県の畜産研究所に持っていき、脳で狂犬病の検査をし、陽性だった場合はその検査結果を持って医者へ行き、噛まれた人が予防(?)注射をするのだと社員が言うので、その通りにしました。
 
注射代は日雇いの1か月分の給料とほぼ同額で、一般住民にとっては非常に高額なため、噛まれても、犬の検査が陽性でなければ注射しません。
村落部では祈祷師による民間治療(薬草)がまだ主流で、毎年何人か死んでいるとの事です。
 
私の友人がバリ島で犬に噛まれて医者へ行った時、バリ島では狂犬病のワクチンが手に入らなかったと驚いていましたが、ここトラジャでは簡単に入手できます。

トラジャには南スラウェシ州で定期的に開催されている大規模家畜市場の一つがあり、水牛、豚が売買されています(もう一つはジェネポントの馬市場)ので、
県にも畜産研究所があり、またトラジャ人はキリスト教徒が大半を占めることから、飼い犬も多く、狂犬病ワクチンが薬局で手に入るのです。
 
ところで狂犬病と言うのは、罹っている犬(陽性)でも普段は発現しないのでしょうか?犬の脳を検査すると、本当にわかるのでしょうか?
どなたか知っている方がいらしたら、教えてください。

※写真は、農園にいる鷺の仲間で、翼を広げると150cm位あります。