トラジャ通信 

インドネシアスラウェシ島マカッサルに赴任している 
青木 秀夫さんからのお便り公開のページです。


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 16  2003年12月17日 「インドネシアの総選挙」

イラクではフセイン元大統領が拘束され、戦争を始めた
アメリカのブッシュ大統領は大統領選を睨んで成果を強調し、
日本では自民党と民主党の二大政党政治などと
まるでアメリカと同じようなことを言い始め、
いつのまにか自衛隊のイラク派遣が決まり、
我々庶民とは離れた所で世界の政治が動いているようですが、
皆さんお元気ですか?
 
経済も国際的な流れの中で、日本でアセアン会議が開催され、
東南アジア自由貿易経済圏の実現に向けて各国が動き始めたようですが、
先進国と開発途上国との南北問題の解決に
少しでも進歩があることを祈りたいと思います。
 
インドネシアも来年4月5日投票の総選挙と
7月の大統領選に向けて、参加する24政党の政党番号が決定し、
本格的な選挙運動が開始されました。
 
スハルト長期安定政権の崩壊後始まった民主化の流れも本格化し、
一時期100以上の少数政党が名乗りをあげましたが、
選挙に参加する一定条件をクリアしたのは結局24政党で、
主要7政党、中でもメガワティ政権与党の闘争民主党と
スハルト政権時代の与党ゴルカル党の二大政党を中心に、
選挙戦が展開されそうです。
 
ところでインドネシアの総選挙には日本から金属製投票箱の贈与など、
多額のODA援助が行われるの事を皆さんご存知ですか?
 
ここトラジャは田舎だからなのでしょうか、
それとも都市部も含めてインドネシア全土なのでしょうか、
日本に比べ庶民は皆選挙が好きなように思います。
道端には自分達の指示する政党の色に塗り分けた小屋を建て、
時間があれば(しょっちゅう暇そうですが)集まって
話をしているようです。
ただし、うちの幹部社員に言わせると、
政治や選挙の話ではなく、ペスタ(葬式)の話が多いようですが・・・
 
こんな長閑な選挙活動(?)でも、若い人たちや大半の一般市民が
政治に無関心(無期待?)になりつつあり、
投票率の低下が止まらない日本よりは良いのかもしれませんね。
 
では、また。


ゴルカル党の小屋 闘争民主党の小屋