トラジャ通信 

インドネシアスラウェシ島マカッサルに赴任している 
青木 秀夫さんからのお便り公開のページです。



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2003年6月25日 ランテパオの町  


約2ヶ月振りのトラジャ通信です。皆さんいかがお過ごしですか?
日本は梅雨の季節で、夏至ですね。
南半球のここトラジャは、最も昼間の時間が短い時期です。
と言っても、あんまり変わりませんので、こちらで感じる季節の変化は
やはり雨季と乾季です。
今年は平年よりも少し早く、乾季が始まったところです。
 
農園のコーヒーは真っ赤に色付き、収穫作業がピークに突入し、
毎日600人を超える日雇い労働者がコーヒーを摘んでいます。
周辺農民のコーヒーも同様に収穫ピークを迎え、集買作業も忙しくなり、
日々100人以上の農民・仲買人からのコーヒーを買付けています。
同時に工場も24時間3交代の体制に入り、これからの約2ヶ月が
1年間で最も忙しい季節です。
 
さて、今回はランテパオの町の様子をご紹介します。
以前にもお伝えしましたが、生活基盤のインフラは
十分に安定しているとは言えず、停電、断水、電話の不通は、
当然の如く発生します。
それでも最近の数年間で情報インフラは急速に改善されており、
特にこの1,2年で、携帯電話の普及に加え、
インターネットの通信環境は良くなってきています。
(eルーメで添付写真を送るのがやっとですが・・・)
 
そんな田舎町のランテパオですが、観光地ですので、
外国人観光客を対象にした「インターネットカフェ」が開店しました。
アメリカ人の旦那とトラジャ人の奥さんがやっています。
観光客がターゲットなので値段は高いのですが、
今、町で一番オシャレでおいしいレストランです。
 
私の住んでいる宿舎の場所は、町の中心から車で数分離れており、
日曜日などに町へ出る時は、会社の車を自分で運転して出かけます。
こちらの人たちの交通手段は、一般的にはペテペテ(乗合バスのことで、
軽自動車のワンボックスが多い)や、オジェック(オートバイの二人乗り)、
そしてベチャ(自転車を使った乗り物)ですが、最近はオートバイを使った
新型のベチャが現れました。
オジェックやベチャには決まった運賃がないので、その都度行き先を
告げて価格交渉をします。
 
スラウェシ島には鉄道がありませんから、
マカッサルなどへの長距離移動には、バスを使います。
数年前まではトラックのシャーシにバスのボディーを取り付けたような
改造車がたくさん走っていて、見ていて怖いような車も多かったのですが、
最近は日本からの中古大型バス(スキーバスだと思う)も
走るようになりました。
 
このように、ある部分では生活の機械化が進んでいるのですが、
やっぱり田舎ですので、田圃を中心とした農作業の生活パターンと、
昔からの六日市に合せた生活のリズムは変わらないようです。



     
収穫作業    News Cafe
オートバイ・ベチャ
   バス(車体に日本語が...)